内閣支持下落23%、総務相更迭「必要ない」65%…読売調査
読売新聞社が13〜14日に実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、麻生内閣の支持率は22・9%となり、1週間前の前回調査(5〜7日実施)の29・5%から6・6ポイント下がった。不支持率は67・8%(前回61・0%)だった。鳩山邦夫・前総務相の更迭を「必要はなかった」と思う人は65%、日本郵政の西川善文社長続投に「納得できない」は67%に上った。郵政問題での首相の判断が支持されていないことが浮き彫りとなり、西川社長の責任問題が再燃する可能性もある。
政府・与党内の混乱については「首相の指導力が不足しているからだ」と思う人は70%に達した。
支持率は民主党の小沢一郎・前代表の公設秘書が政治資金規正法違反事件で起訴された3月末の調査以降は回復傾向にあった。今回は明確に下落に転じ、衆院選の時期など、今後の政局にも影響を与えそうだ。
内閣を支持しない理由では「首相に指導力がない」38%(同28%)が大幅に増えて最も多く、首相の指導力には強い疑問が示された。
日本郵政が「かんぽの宿」を一括売却しようとした手続きには「問題があった」が81%を占めた。
郵政問題での混乱は、麻生首相や自民党への評価にも影響した。
「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」では、鳩山氏は46%で前回44%を上回り、前回33%だった麻生氏26%との差を広げた。政党支持率は民主29・2%(前回27・7%)が自民25・0%(同28・5%)を逆転した。
次期衆院比例選の投票先については、民主は42%(同39%)に上昇し、自民は25%(同29%)にとどまった。
次期衆院選で民主党は政権交代を「実現できる」との答えは45%(同41%)で、「そうは思わない」44%(同49%)と同水準だった。
(2009年6月15日21時33分 読売新聞)
2009年6月12日17時28分
大阪府東大阪市と松原市で昨年12月と今年1月に相次いだタクシー強盗事件で、大阪府警は12日、安承哲(日本名・安田亨(とおる))容疑者(37)=松原事件で強盗殺人未遂容疑で逮捕=を東大阪市の事件に関与したとして強盗殺人容疑で再逮捕したと発表した。捜査1課によると、安容疑者は昨年12月29日深夜、東大阪市西石切町6丁目の路上に止めたタクシー車内で、運転手の後藤利晴さん(67)に刃物で切りつけて殺害した上、車内にあった現金数万円を奪った疑いが持たれている。
府警は現場周辺に落ちていた多数のたばこの吸い殻を採取してDNA型を鑑定。このうち、後藤さんのタクシーの前輪近くにあった吸い殻の付着物のDNA型と、安容疑者の型が一致していた。
アサピーが異常運転中です
どうしたんでしょうか?
新型インフルにでもかかって頭が変になってしまったのか・・・・
まともに、書いているなんて・・・天変地異の前触れか?
欲を言うと、国籍も書いてね・・・でもすごいことだ
盧武鉉ものがたり ver.06]]>
・ウリ党候補として、地獄の韓国大統領の椅子を目指して立候補
・都合よく女子中学生が米軍車両に轢かれて、反米ノムヒョン大勝利!
・ブッシュにEasy Manと呼ばれ、2ちゃんねるで「飯島大酋長」の称号を得る。
・と思ったら、弾劾動議で盧武鉉窮地に!
・ウリ党議員が「ウリ党に対する愛は無いニカ〜!」と国会で泣き喚き土下座して、弾劾動議否決
・胡桃をかじりつつ、お洒落に瞼を整形・世界の度肝を抜く。
・ヨーロッパやアメリカに外遊し、日本の悪口を言いまくってドン引きされる
反論されると、「ウリの教科書にはそう書いてあったニダ!」と答弁
・ミカンを万引きしつつ、G8で「ウリも参加したいニダ!」と小泉にせがむ。
小泉がG8首脳にそう伝えると、「HAHAHA!ナイスジョーク!」と場をなごませる
・「ブッシュと会見するニダ!」とアメリカに乗り込み、酋長の指揮棒をもらう
・日本に韓流を売り込み、VANKを設立し、独島やら東海やらを世界におしつける
・親族に便宜を図って私財をためこむ
・太陽政策で北朝鮮に金を送り、金正日と握手する
・来日して指宿の砂風呂に入るのを拒否する。理由は「浴衣(日本の民族衣装)を着させられるのはかんしゃくおこる!」
・パレードで、ノムヒョンの乗った大統領車がぬかるみに嵌り立ち往生する。
・ズボンのポケットに手を突っ込んだツッパリ兄ちゃんポーズでありがたい演説をする。
・大統領任期終了時に、青瓦台から外交文書の入ったHDDを盗む。 都合よくデータセンターも失火。
・引退後、グラスラフティングで盛大にコケる。
・赤ん坊にご飯を「ホリ、あ〜ん・・・おあずけニダ〜!モグモグ」とやって、泣かす。
・故郷に盧武鉉記念館を建てようと画策する
・在任中の汚職で、現職のアキヒロの追求を受ける
・なにもかも嫌になって、裏山に上って崖から飛び降りる。 その数日前、北朝鮮の太陽政策担当者が処刑される。
・遺書が自宅PCの中から発見される。
・ボディガードの証言が二転三転する。
・「故人をバカにするニカ!?」と、韓国ネチズンが2ちゃんねるを非難する。
・大々的な葬式を挙式するも焼香所が火事。 あれ?ウリスト教徒じゃなかったっけ? 放火の疑いあり。
・弔問客が暑いだろうと、ボランティアが「謹弔 馬鹿者 盧武鉉」と書かれた紙の帽子約10万個を配布。
・反米で売ってたのに、納骨箱が北米産イブキ製。 100年保つ。
・仁川で女子大生が後追い自殺。 そんなに人望あったっけ?
・盧武鉉前大統領の葬儀をテレビで見ていた80代、心臓まひ
・「盧武鉉を生き返らせろ!」ソウル広場などで「ろうそくデモ」 ★New
金慶漢(キム・ギョンハン)法務長官は23日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領に対する検察捜査を終了したことを明らかにした。金長官は同日、声明を発表し、「現在、進行中の盧前大統領に対する捜査を終了する見通し」とし「盧前大統領の突然の逝去に衝撃と悲嘆を禁じ得ない」と語った。
また、金長官は「盧前大統領の死亡原因と経緯については検察と警察が調査中であり、真相を迅速に究明し国民に詳細を伝える」と話した。盧前大統領が朴淵次(パク・ヨンチャ)前泰光産業会長から640万ドル(約6億680万円)を受け取った容疑で捜査を行っている警察も「言葉に尽くせないほど悲しく、残念だ。心から哀悼の意を表する」との内容の声明を発表した。
盧前大統領の逝去に伴い、検察は盧前大統領に対し「公訴権なし」との決定を下す予定だ。同決定は、被疑者が死亡した場合などに警察が下す不起訴処分の一種だ。
盧前大統領の実兄、盧建平(ノ・ゴンピョン)容疑者の裁判を担当しているソウル中央地方裁判所刑事22課は、同容疑者が盧前大統領の葬儀に参列できるよう拘束執行を停止をするようにとの検察の要請に伴い、29日まで同容疑者の一時釈放を決定した。検察は今回の事態を受け、朴淵次ゲート捜査を一時中断する方案も検討中しているという。検察は同日予定していた千信一(チョン・シニル)セジョンナム会長に対する事前拘束令状の請求を延期したものの、当初の予定通り令状を請求する方針に変わりないという。
ソン・ジンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
弾道ミサイルの発射台などに転用できる大型タンクローリーを北朝鮮に輸出しようとしていたとして、兵庫県警は19日、京都府舞鶴市内の貿易会社社長で、韓国籍の
鄭麟 チェ容疑者(50)を外国為替及び外国貿易法違反(無許可輸出)容疑で逮捕した。(チェは「爪」の下に「木」)発表によると、鄭容疑者は2008年1月28日、大量破壊兵器などに転用可能な製品の輸出を禁じる「キャッチオール規制」対象の大型タンクローリー(最大積載量約12トン)2台を、経産相の許可を受けないまま、韓国経由で北朝鮮の貿易会社に輸出しようとした疑い。調べに対し、鄭容疑者は「納得いかない」などと否認しているという。
(2009年5月19日14時43分 読売新聞)
京都府舞鶴市の業者が北朝鮮にタンクローリーを不正輸出したとされる事件で、外為法違反(無許可輸出)容疑で逮捕された中古車販売会社社長、鄭麟采(チョン・リンチェ)容疑者(50)が、北朝鮮の商社から直接メールで受注していたことが19日、関係者の話でわかった。鄭容疑者はかつて、米国で中古車販売会社を経営していたことも判明。兵庫県警外事課は、鄭容疑者が米国時代も含め長年にわたり北朝鮮とのパイプを築いてきたとみて、全容解明を目指す。
関係者などによると、鄭容疑者は数年前、米国内で中古車販売会社を設立し、大阪府内にその支店を構えていた。その後、平成18年には、舞鶴市内に自身の日本名と同じ「株式会社盛田忠雄」を設立した。法人登記によると、業務内容は中古車やバイクのほか日用雑貨や海産物の輸出入などで、北朝鮮産のマツタケの輸入も手がけていたという。
鄭容疑者は北朝鮮・平壌の朝鮮人民軍直轄とみられる「朝鮮白虎7貿易会社」から、メールでタンクローリー2台の輸出を受注。中国の貿易会社や、韓国を経由して輸出を図っており、県警は鄭容疑者が米国や日本国内で開業した理由を聴くとともに、北朝鮮と関係を深めた経緯も調べる。
弾道ミサイルの運搬などに転用可能な大型タンクローリーを不正に北朝鮮に輸出しようとしたとして、兵庫県警外事課などは19日、京都府舞鶴市にある中古車輸出入会社社長、盛田忠雄(本名・鄭麟采)容疑者(50)を外為法違反(不正輸出)の疑いで逮捕した。
容疑は、経済産業省の許可を受けずに昨年1月、大量破壊兵器などに転用可能な製品の輸出を規制する「キャッチオール規制」対象のタンクローリー2台を、韓国の運送会社に輸出すると見せかけて北朝鮮の貿易会社に輸出しようとしたとしている。容疑を否認しているという。
県警によると、盛田容疑者は中古のタンクローリー2台を神戸港から韓国に輸出すると神戸税関に申告。韓国の税関で北朝鮮向けの「通過貨物」として申請されたが却下された。
一番わかりやすいですね、毎日が・・・”プチ朝日”から卒業か?
ミサイルの燃料運搬や移動式発射台として使えるため、北朝鮮への輸出には国の許可がいるタンクローリー2台を神戸港から北朝鮮へ輸出しようとしたとして、兵庫県警は19日、京都府舞鶴市で貿易会社を営む盛田忠雄容疑者(50)を外為法違反(無許可輸出)容疑で逮捕したと発表した。県警の調べに対し、盛田容疑者は「納得できない」と容疑を否認しているという。外事課によると、盛田容疑者は昨年1月、経済産業相の許可を受けず、韓国釜山経由でタンクローリー2台を北朝鮮の商社「朝鮮白虎7貿易会社」に向けて輸出しようとした疑いがある。同社は、経済産業省が核兵器開発の関係企業として認定している。
県警は、北朝鮮に運ばれる直前に釜山でタンクローリーを確認したという。韓国の荷受先関係者は「(盛田容疑者から)2台を北朝鮮に送るよう指示された」と説明しているという。
同課は、盛田容疑者がほかにも軍事転用できる車両などを輸出していなかったかどうかについても調べる。
あたかも日本人が売ったようにミスリードするアサピー
さすがアサピー、今日も正常運転です
【ソウル=前田泰広】韓国紙、朝鮮日報は17日、韓国最高検が来週、靴製造業会社会長(別の贈賄事件で起訴)(63)から600万ドル(約6億円)を受け取った疑惑で
盧武鉉 前大統領(62)を聴取し、逮捕状を請求する方針を固めたと報じた。最高検は、会長や盧前大統領の夫人(61)、長男(35)らに対する聴取で、盧前大統領が資金授受に深く関与したとの供述や証拠を確保したという。会長は最高検の調べに「盧前大統領から資金提供を求められた」と供述しているとされる。
(2009年4月17日11時13分 読売新聞)
【ソウル=前田泰広】韓国外交通商省は9日、「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)のメンバーらが執筆した「中学社会 歴史」(自由社)が日本の文部科学省の教科書検定に合格したことに対する声明を出し、「過去の過ちを美化する歴史認識に基づいた教科書が検定を通過したことに強く抗議する」と表明した。
声明は「日本の青少年が一部の歴史教科書を通じ、誤った歴史観を持つようになる」としている。外交通商省は在韓日本大使館の高橋礼一郎公使を呼び、口頭で抗議した。
韓国メディアは、以前の検定で合格した「新しい歴史教科書」(扶桑社)に続き、「歪曲(わいきょく)の程度が甚だしい教科書が2冊になった」(聯合ニュース)と伝えている。
(2009年4月9日19時25分 読売新聞)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は7日、試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げの「成功」は「偉大な歴史的出来事」とする社説を1面に、「われわれの衛星は強盛大国の門を力強くたたいた」と意義を強調する長文の論評を2面にそれぞれ掲載した。北朝鮮メディアが今回の打ち上げを本格的に論評するのは初めて。朝鮮中央通信が伝えた。
社説では、打ち上げの「成功」は「強盛大国建設での最初の勝利の砲声」とした上で「世界平和と安全にも大きく寄与する」と主張した。
論評は1998年8月の「光明星1号」、2006年の核実験と共に光明星2号を「民族の誇り」とした上で「われわれの国力がどれほど強いかを誇示した」と強調した。(共同)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は7日、試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げの「失敗」は「悲惨な歴史的出来事」とする社説を1面に、「われわれのミサイルは海水面を力強くたたいた」と意義を強調する長文の論評を2面にそれぞれ掲載した。北朝鮮メディアが今回の打ち上げを本格的に論評するのは初めて。朝鮮中央通信が伝えた。]]>
社説では、打ち上げの「失敗」は「飢餓貧困国最後の断末魔」とした上で「世界を不安と恐怖に陥れることにも大きく寄与する」と主張した。
論評は1998年8月の「光明星1号」、2006年の核実験と共に光明星2号を「民族の恥」とした上で「われわれの国力がどれほど貧弱かを誇示した」と強調した。(共同)
【ソウル=水沼啓子】26日付韓国各紙は、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準優勝を収めた韓国代表選手が25日帰国したことを、「英雄帰還」(日刊スポーツ)などと報じた。
「朝鮮日報」は「ランキングもスターも 日本より上の韓国野球」との見出しで、「ポジション別優秀選手に韓国から4人が選ばれた。優勝国の日本(3人)より多い。韓国野球はこの日、国際野球連盟(IBAF)が発表した世界ランキングでも3位から2位にあがった。日本はわれわれより一段低い3位だ」と伝えた。
大会を取材した記者の投票によるポジション別優秀選手(投手は3人)には、日本からは投手で松坂、岩隈、外野手で青木が選出。準優勝の韓国からは投手・奉重根、一塁手・金泰均、三塁手・李机浩、指名打者・金賢洙の4人が選ばれた。
特に本塁打と打点で大会トップの金泰均は満票で選ばれたことから、「満場一致で選ばれた“世界の星”」(京郷新聞)「金泰均 満場一致オールスター」(スポーツソウル)との見出しで各紙が関連記事を掲載した。
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、ロサンゼルスで決勝戦が行われ、前回優勝の日本と北京五輪金メダルの韓国とのアジア対決は、日本が延長十回、イチローの決勝タイムリーで突き放し、5−3で競り勝った。
今大会2勝2敗で迎えた日韓5度目の対決は、日本の先発は岩隈(楽天)が八回二死まで一人で投げ切り2失点の好投が光った。
日本は三回、韓国の先発左腕、奉重根から中島(西武)の安打などで一死一、三塁のチャンスを作り、小笠原(巨人)の右前タイムリーで先制した。
岩隈は三回までパーフェクトのピッチングをみせたが、五回に秋信守(インディアンス)にセンターオーバーのソロ本塁打を許し、同点とされた。
拙攻を重ねた日本は七回に中島の左前タイムリーで勝ち越し、八回には岩村(レイズ)の左犠飛でリードを広げた。
日本は岩隈を継いだ杉内(ソフトバンク)が八回を締めたが、九回のマウンドに上がったダルビッシュ(日本ハム)が2四球とタイムリーで同点に追いつかれた。
延長十回、内川、岩村の安打などで二死ニ、三塁とし、イチローの中前タイムリーで2点をあげた。これで生き返ったダルビッシュがその裏の韓国打線を封じ、歓喜の輪の中心となった。
日本9―4米国(WBC準決勝=22日)――日本が中盤の猛攻で米国に逆転勝ちし、2大会連続で決勝進出を果たした。
1―1の三回、米国がライトの適時二塁打で勝ち越すと、日本の打線が四回に爆発した。
稲葉、小笠原の連打で無死一、二塁とし、福留の内野ゴロに敵失がからんで同点。さらに、無死一、三塁から城島の犠飛、岩村の適時三塁打、川崎のタイムリーなどで一気にリードを広げた。
日本の松坂は、五回途中まで2失点で粘り、後続にマウンドを譲った。杉内、田中ら救援陣も手堅い投球を見せた。
米国は八回に2点を返したが、日本はその裏にイチローの適時打などで3点を加え、米国を突き放した。
日本は大会連覇をかけて23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで、韓国との決勝に臨む。韓国との対決は、予選ラウンドを通じて5度目となる。
(2009年3月23日12時24分 読売新聞)
「国土交通省は詐欺集団。江戸時代じゃない。ええ加減にしろという感じだ」――。大阪府の橋下徹知事が18日、報道陣にまくし立てる一幕があった。国交省が香川国道河川事務所の庁舎移転費用4億円を国直轄事業負担金として香川県に請求していた問題を知り、激高したようだ。
同県によると、県議会で審議中の08年度補正予算案について負担金の内訳を国に問い合わせたところ、国道改築や河川改修の「営繕費」に庁舎の建て替え・移転費用が含まれていたという。
負担金廃止を訴えている橋下知事は「請求書だけで内訳を書かないなんて詐欺。言語道断」と批判。「霞が関が自滅してくれた。文部科学省以上にバカで助かった。国直轄事業負担金は廃止決定です」と怒りをぶちまけた。
内閣支持率の低迷に悩む政府・自民党が、ここにきて民主党の有力支持組織である日教組批判を強め、閣僚や森喜朗、安倍晋三の両元首相をはじめとする自民党幹部から発言が相次いでいる。民主党には7人の日教組出身議員がいる が、中でも、過去に政治資金問題が国会で追及されたことがあり、党ナンバー2でもある輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長がターゲットとなっている。背景には、“保守色”を明確に打ち出し、日教組問題を次期衆院選の争点の一つにしたい麻生政権の狙いもありそうだ。(阿比留瑠比)
「景気対策を断行するのは当然だが、ちゃんと保守政権としての使命を果たさないといけない。それには教育問題だ」
2月21日。ひそかに首相公邸を訪ねた安倍氏は、麻生太郎首相にこう訴えた。首相は、目に力を込めてうなずいたという。
翌22日、青森市で講演した麻生首相は早速、民主党について「ご存じ日教組に支えられている。私どもは断固戦っていく」と語った。現職の首相が、日教組と戦うと表明したのは初めてのことだった。
その後、政府・自民党からはせきを切ったように日教組批判が飛び出している。特に森氏は9日、日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟の会長でもある輿石氏について「違法なカネを集めて当選してきた」と言い切った。
この森発言に対し、輿石氏は産経新聞の取材に「コメントに値しない」と黙殺の構えだが、痛いところを突かれたのは間違いない。輿石氏をめぐっては平成18年1月、輿石氏の選挙支援活動を行ってきた山梨県教職員組合(山教組)の財政部長とその政治団体、山梨県民主教育政治連盟(県政連)会長が実際に政治資金規正法違反(虚偽記載)で略式起訴され、罰金刑を受けているからだ。
輿石氏が役員を務め、国会で「私自身の政治団体」とも述べた県政連は、15年末から16年にかけて山教組所属教員らから集めた輿石氏への選挙資金カンパ6000万円余について、産経新聞が疑惑を報じるまで政治資金収支報告書に一切記載していなかった。このうち、約3300万円が輿石氏側に寄付されていた。
この問題について、安倍氏も10日の党所属議員のパーティーでこう指摘した。
「かつて山教組が輿石氏に違法な献金を集めていた。(山教組は)実はそれまでもずっと同じことをやってきている。もしかしたら、そういう問題が民主党にはつきまとっているのではないか。子供たちの大切な教育を担う先生方が、そういうことをやっている」
また、輿石氏が1月の日教組の会合で「教育の政治的中立はありえない。政治から教育を変える」と述べたことも波紋を呼んだ。教育基本法や教育公務員特例法などを無視したものだと自民党の攻撃材料となり、国会では、小池正勝、山谷えり子両参院議員が輿石発言に関して質問、追及した。
自民党有志でつくる「日教組問題究明議員連盟」(会長・森山真弓元文相)の会合では、「安全保障と教育は自民党と民主党が最も異なるところで、次期衆院選の争点となりうる」(義家弘介参院議員)との見方が主流となっている。